食欲の秋到来!食欲コントロールにぴったりな精油とは? | AiB Organics
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ORGANIC COLUMN

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Sep 21, 2021

食欲の秋到来!食欲コントロールにぴったりな精油とは?

日本では昔から秋といえば「食欲の秋」といわれています。秋になると「いつにも増して食べ物が美味しく感じる」という方も多いのではないでしょうか。そんな食欲にはホルモンが関係しています。精油を使用することで、ホルモンに直接働きかけ、マヌカハニーを取り入れることで優しく食欲コントロールをサポート。そんな食欲の秋にぴったりな精油とマヌカハニーnの魅力について詳しくご紹介しております。

秋はなぜ食欲が増すの?

秋になり、暑さが和らぐと同時に増してくるのが食欲ではないでしょうか。日本では秋といえば「食欲の秋」といわれているほど、1年の中でも食欲が特に増える季節。実は、食欲の秋という言葉の由来には諸説あるとされていながらも、確かな起源は未知ともいわれています。実際に、秋になるといつにも増して「もっと食べたい!」と感じたことがあるという方も多いはず。では、なぜ秋になると食欲が増すのでしょうか。
その理由はいくつかあるとされています。1つ目は、秋は「実りの秋」というくらい多くの作物が旬を迎え、美味しいものが出回るため。
2つ目は、気温が涼しくなると共に、夏の間に暑さや夏バテで低下していた食欲が自然に回復し、秋になると食欲が増えるというように感じるといわれています。
3つ目は、私たち生物は本格的に冬を越えるために、体にできるだけ多くの栄養素を取り入れようとするため。
4つ目の理由としては、夏が終わり、秋から冬に連れて気温が下がると、私たちの基礎代謝が上がるとされているため。気温が低くなると私たちの身体は、体温と外気との温度差を無くそうとします。身体が体温を上げようとするとき、体内ではエネルギーが非常に多く使われているのです。
実際に、国立研究所で行われたとある研究で、「私たち日本人の基礎代謝量が9月から12月にかけて増えている」という研究結果が発表されました。ではなぜ、基礎代謝が上がると、食欲が増すのでしょうか。まず、基礎代謝とは生きているだけで消費するカロリー、私たち人間が生きていくために最低限必要なエネルギーのことを指します。足や手を動かさない状態でも、私たちの身体は体温を維持し、筋肉や臓器が活動することで心臓を守っています。こうしている間にもエネルギーを消費しているため、消費エネルギー量=基礎代謝量となっているのです。特に体温と外気の温度差が激しくなる秋から冬につれては、じっとしているだけでも体内の熱産量は高まり、汗をたくさんかく夏よりもエネルギーを消費することになります。そうすると私たちの身体は、消費した分のエネルギーを補おうとして「もっと食べたい!」と食欲増加に繋がっていくのです。ちなみに活動的ではないときの私たちの基礎代謝量は、筋肉が多い人、そうでない人共に、同じくらいの代謝量といわれています。

A woman enjoying coffee and cake

食欲は脳内物質により操られている?

「美味しい季節の食べ物がたくさん出回る」「食欲不信だった夏に比べ、自然に食欲が戻る」「気温が下がるにつれ、基礎代謝が上がる」などの理由により秋は食欲が増えるということをお話しいたしました。それ以外の理由としてもっとも考えられるとされているのが「ホルモン」です。
ホルモンとは、私たちの体の健康を保つため、体内のさまざまな情報を伝え合い、体内の機能を調節しているとても大切な物質のこと。ホルモンは、それぞれが異なる働きを補っています。例えば、身体が水不足の時には、ホルモンが脳に働きかけ、のどの乾きや、口渇感を高め、水を飲ませるホルモンが分泌されるほかに、血液を維持するホルモンの分泌、腎臓に働きかけながら尿を凝縮させ水分が逃げるのを防ぐというホルモンが分泌されるという仕組みになっています。
ホルモンは私たちの体の全身の至る所で作られ分泌されます。このように、体内の中のさまざまな部分の情報がホルモンによって補われることで私たちの心身は健康でいられるのです。そして、秋になると食欲が増すのも、ホルモンが深く関係するために食欲が増えるといわれています。ホルモンといっても、さまざまな種類のホルモンが存在していますが、食欲に深く関連しているのが「セロトニン」です。セロトニンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、感情コントロールをする働きも持ち合わせている神経伝達物質。このセロトニンが不足してしまうと、主に不安を感じやすくなってしまったり、心配な気持ちになりやすくなってしまったり、食欲増加の原因になってしまうとされています。セロトニンを増やすには、日光浴や適度な運動、バランスのいい食事を取ることが重要となってきますが、秋から冬にかけては日照時間が短いため、私たち人間は基本的セロトニン不足の状態へと陥ってしまいます。セロトニンが不足してしまうと、精神不安定に繋がり、満腹中枢が機能の低下、満腹を感じずらくなってしまうのです。満腹に感じないということは、食欲をコントロールすることが出来ずにに食べすぎてしまったり、さらには食べ過ぎが原因となって、身体のむくみへと繋がってしまうのです。そんなセロトニンの9割以上は、私たちの消化器や血液中に存在してるといわれています。ですが、食欲に直接関係しているものは、私たちの体内にあるセロトニンのうちの約2%にも満たないとされている、「脳内セロトニン」だとされています。食欲をコントロールするには、この2%のセロトニンへアプローチしなければなりません。

Hormones logo on the pink background

精油で食欲コントロール

止まらない食欲を回避しようと、食事の量を減らしたりなどしてストレスを感じてしまったり、その反動でさらに多く食べてしまったなどの経験をされたことはございませんか?
そんなときには、精油を上手に活用してダイエット中のストレスを軽減しましょう。五感の中で唯一脳にダイレクトに伝わるのが「嗅覚」です。精油は香りを通じて私たちの体内へと入り、直接脳に働きかけてくれます。精油を使用することで、食欲増加に関係している「脳内セロトニン」に香りを通じてアプローチすることが期待できます。また、食事の中でとても重要な要素が「匂い」です。私たちが食事を美味しいと感じるときのほとんどは香りによるもの。例えば、鼻をつまんで食事をすると、食べ物の味はしませんよね。そのことからもわかるように、香りは食欲に非常に強く影響をもたらすのです。秋の止まらない食欲をコントロールしたいとき、レモン精油を使用したケアがおすすめ。レモンを始めとする柑橘系の香りは、食事の30分前から1時間前に香りを嗅ぐことで満腹中枢が刺激され、食欲を抑えてくれる働きがあります。また、秋の食欲に釣られ、食事を多く摂ってしまい、胃がもたれたと感じるときもありますよね。そんなときにはレモン精油が大活躍してくれます。レモン精油は、消化器系機能を向上させる働きを持ち合わせています。そのため、レモン精油とホホバオイルをブレンドし、優しく下腹部をマッサージすることで消化器系トラブルの緩和を助けてくれます。
レモン精油同様、オレンジスイート精油もまた、止まらない秋の食欲で食べ過ぎてしまった胃腸に優しくアプローししてくれる精油。胃腸の調子を整えてくれる精油で、便秘や下痢など胃腸トラブル全般に効果が高く期待できます。
それ以外に、ペパーミント精油もまた食欲をコントロールするのに高く効果を発揮してくれる精油の1つ。実際にとある研究で、空腹時にペパーミント精油の香りを嗅いだだけで、空腹を感じなくなったという研究結果が発表されたそう。その理由は、ペパーミント特有のスーッとした香りによるもの。ペパーミントのシャープな香りが食欲を抑制するのに効果があるといわれています。ペパーミントの主成分である「メントール」こそがスーッとした香りのひみつ。また、メントールは腸に直接働きかけ、「腸の蠕動活動」をサポートしてくれます。私たち人間は、元々ご飯を食べると腸が動くという神経反応があり、これを「蠕動活動」と呼びます。蠕動活動は基本的に1日のいつでも起こりますが、この反射が1番強く起こるといわれているのが朝なのです。ですが、秋冬は朝が寒いことが多く、体が冷えてしまうことで蠕動活動が起きにくくなる原因となってしまいます。また、ペパーミント精油は消化器官調整作用、消化促進作用を持ち合わせています。そのため、食べ過ぎにより消化器の機能が滞ってしまった際に、高く効果を発揮してくれます。さらには、脂肪分解、脂肪燃焼効果も持ち合わせている、ついつい食べ過ぎてしまう秋にはぴったりな心強い精油なのです。

Essential oils and plants

マヌカハニーで食欲コントロール

秋になり気温が下がると同時に食欲が増え、食べる量が増えることで身体が重く感じてしまうということがありますよね。食べすぎが原因により起きてしまう心身の不調は非常にさまざまです。ご飯を食べたいという欲求は脳の視床下部にある「摂食中枢」と呼ばれるものによって起きます。「空腹感の摂食中枢」「満腹感の満腹中枢」といわれるように、摂食中枢に対して、腹内側にある満腹中枢が刺激されることで「お腹がいっぱいになった」というように感じる仕組みとなっています。この中枢を刺激するには先ほどお話しした「脳内セロトニン」のほかに、グルコース(ブドウ糖)やケトン体などの「代謝物質」と呼ばれるものも必要となります。グルコースとは果物や 穀物などに多く含まれている、自然界に最も多く存在する単糖類のこと。日本では「ブドウ糖」とも呼ばれています。食欲にも深く関係しており、 例えば、脳内のグルコース濃度が低下して低血糖になり、腸管内が空になることで食欲が出てきます。逆にグルコース濃度が上昇したり、腸管内が空でないときに食欲が抑えられるのです。そのため、満腹中枢を刺激することで食欲をコントロールが高く期待できるということなのです。実際に、食事の量を少なくして、スイーツなどを食べるだけでブドウ糖が満腹中枢に働きかけ、十分な満腹感を得られることがあるといわれています。ですが一般的に、スイーツには非常に多くの白砂糖が使用されています。白砂糖をたくさん摂取してしまうと、身体の不調へと繋がってしまうことも。そんなときは、白砂糖ではなく、自然の甘味であるグルコースを摂取しましょう。そんなときは、マヌカハニーで糖分補給をするのがおすすめ。なんとマヌカハニーの全体の42%がグルコースからできています。そのため、食欲が止まらないときにはマヌカハニーでエネジーチャージをすることで、より健康に食欲をコントロールすることができます。マヌカハニーの他にも。ラムネやバナナが多くグルコースを含んでいるとされています。ですがいきなりブドウ糖を摂取することで血糖値が急上昇します。そうすることにより、食欲をコントロールするために摂取したブドウ糖が、心身の不調を引き起こす原因ともなってしまいます。ですがマヌカハニーは血糖値を緩やかに上げてくれる働きがあるため、他のブドウ糖を含む食材に比べ健康的にエナジーチャージができます。さらに、マヌカハニーは整腸作用も含んでおり、秋の食欲で食べ過ぎたときや消化器系のトラブルにも優しく働きかけてくれます。

Manuka honey and spoon

秋は一年の中で食欲が最も増える時期。ですが食べ過ぎてしまうことで体に不調が起きてしまうことも。精油やマヌカハニー使用して、自然由来の力で食欲をコントロールすることでより健康的に秋の食生活をマネージすることができます。AiB Organicsでは、フランス農務省の厳しい認定基準を満たしたオーガニック認証「ABマーク」を取得した精油と、ニュージーランド政府が定めたオーガニック認証「BioGro」を取得したマヌカハニーをご用意しております。ぜひ、皆様の生活にオーガニックを取り入れ、より健康にお過ごしくださいませ。