Sep 13, 2021
夏のダメージを持ち越さない!秋のおすすめアロマケア
毎年秋が来るとなんなく肌や心身に不調を感じるという方も多いと思います。それは、夏の暑さでうけたダメージが残ったままになっているからかもしれません。秋は何かと不調が起きやすい時期。そんなときには精油を使用したケアがおすすめ。秋に起きる心身の不調の緩和にぴったりな精油について詳しくご紹介しております。
心、肌、体に良いこと。オーガニックの話をしましょう。
Sep 13, 2021
毎年秋が来るとなんなく肌や心身に不調を感じるという方も多いと思います。それは、夏の暑さでうけたダメージが残ったままになっているからかもしれません。秋は何かと不調が起きやすい時期。そんなときには精油を使用したケアがおすすめ。秋に起きる心身の不調の緩和にぴったりな精油について詳しくご紹介しております。
9月に入り、一気に過ごしやすい気温となり、秋の訪れを肌で感じる時期になりました。コロナウイルス感染症対策はまだまだ続く状況です。手洗い、うがい、アルコール消毒の使用など、基本的な感染症対策を徹底的に心がけていても、まだまだ不安を感じている方も多いのではないでしょうか。また、ウイルス対策が謳われている中で、例年にも増して手洗いをしたり、アルコール消毒液を直接お肌に使用することで、手荒れや肌荒れに悩んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。特に空気が乾燥するこれからの季節はお肌の潤いを失いやすく、より一層ケアが大切になる時期。ではなぜ、手洗いやアルコール消毒液を使用することで手荒れやなどのスキントラブルが起きてしまうのでしょうか。皮膚の表面には角質層があり、その角質層は皮脂や汗でできた皮脂膜に覆われています。皮脂膜は外界からの刺激物の侵入を防ぎ、水分を保つ「皮膚のバリア機能」を担っています。ですが、頻繁に手洗いをしたり、アルコール消毒を多く使用することで、菌と一緒にこの皮脂膜まで洗い流されてしまうのです。通常、皮膚が健康な状態であれば、しばらくすると皮脂膜は回復します。ですが、頻繁に手洗いやアルコール消毒液を繰り返し使用することで皮脂膜が回復をすることができず、角質層の中でも水分が蒸発して皮膚の乾燥が進んでしまうのです。皮膚の乾燥が進むと、角質層に隙間ができ、病原体が入り込んでしまうことも。また、手荒れがひどくなることでアルコールがしみるなどして消毒が雑になってしまう原因にもなってしまいます。とはいっても、まだまだ感染症対策は続けなければなりません。そんな時には、自然由来の精油の力を使った感染症対策がおすすめ。例えば、ティートリーの精油は感染症対策にぴったり。ティートリーは強力な抗感染作用を持ち合わせている精油。また、免疫機能の低下によって起こる神経疲労などにも非常に高く効果を発揮してくれます。その理由はティートリー精油の主成分であるテルピネン4オール。この成分が抗菌、抗ウイルス作用を持ち、粘膜の抗炎症作用にも強く効果を発揮します。お部屋の感染対策として、ティートリー精油を数滴、アロマディフューザーなどに垂らし拡散させることで十分に効果を発揮してくれます。
また、精油を使用した手作りハンドジェルもおすすめ。
【用意するもの】
・ハンドジェル容器50ml
・ハンドジェル容器50ml
・植物性エタノール20g
・グリセリン2g
・精製水20g
・キサンタンガム 小さじスプーン1/5杯
【作り方】
①ビーカーに植物性エタノールを注ぎ、そこにティーツリー精油を4滴入れます。
②別のビーカーに、精製水、グリセリン、キサンタンガムを入れよく混ぜ合わせます。
③ハンドジェル容器に2つのビーカーの中身を注ぎ、よく混ぜ合わせれば完成です。自然由来の成分でできたハンドジェルを使用することで、消毒液による手荒れを緩和することができます。
季節の変わり目は急激な寒暖差が起こりやすくなります。その影響で、自律神経のバランスが乱れます。自律神経が乱れると、心のバランスも乱れてしまいがち。暑い夏から秋に変わるとき、特別何かがあったわけではないけれど、急に不安に感じてしまったり、気分が落ち込んでしまったり、なんとなくイライラを感じたことのある方も多くいるのではないでしょうか。それは自律神経の乱れによるもの。これは「秋うつ」といわれており、うつ病の一種ともされていて、秋から冬にかけて症状が現れる「季節性うつ」「季節性感情障害(SAD)」ともいわれています。夏から秋に季節が変わるにつれ、日照時間が短くなります。これこそが季節性うつの原因。日照時間が短くなると、脳内における「セロトニントランスポーター」と呼ばれる、タンパク質の量が急激に変化します。セロトニントランスポーターは、脳内の神経伝達物質のであるセロトニンの濃度調節を行っているもの。セロトニンは精神の安心や平常心、頭の回転をスムーズにしてくれる大切な神経伝達物質で、脳を活発に働かせるカギとなるとても大事なもの。このセロトニンは、女性ホルモンと深く関係しているため、男性に比べて女性の方が季節性うつになりやすいともいわれています。通常、私たちが日光を浴びるとき、セロトニンが分泌されます。ですが、夏から秋、秋から冬にかけて日照時間が短くなってしまうため、セロトニンを分泌できる時間が少なくなり、季節性うつの症状が発症すると考えられてます。秋うつは通常、日差しが長くなる3月頃になると回復するというサイクルを持ちますが、症状が重い場合は日常生活に支障をきたすようになるほど。そんな季節性うつの主な症状はさまざまです。気分が落ち込むことが多い、ぐったりとして疲れやすい、集中力の低下、常に眠さを感じ、朝は起きるんがつらく感じる、食欲が減退、または亢進したなどの症状を感じることがあればそれは季節性うつかもしれません。そんな時にも、精油の力を借りることでセロトニン不足によって起こる症状を緩和することができます。数ある精油の中でも気分を明るくしてくれる香りがオレンジスイート精油。オレンジスイート精油はリラックス作用、また、適度な高揚作用を持ち合わせています。神経系の緊張をゆるめながら、オレンジの明るい香りが落ち込んだ気持ちを前向きに、楽観的にしてくれます。また、安眠効果も持ち合わせているため、季節性うつの症状の1つである不眠の症状にも高く効果ほ発揮してくれるのです。さらに、空気清浄作用も持ち合わせています。この時期の感染症対策にもぴったりな精油なのです。
秋といえば「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」ですよね。そんな秋は、胃腸の調子が悪くなってしまいがち。夏から秋にかけて急激な寒暖差により自律神経がバランスが乱れ、自律神経が崩れると消化器や胃腸にも不調が起きてしまいます。その理由は、急激な寒暖差に自律神経が対応できなくなり、胃酸が過剰に分し、胸焼けや胃痛を起こす原因となるため。特に、9月は気候が目まぐるしく変わるうえ、台風なども発生し、気圧が一気に低くなることが多くあります。そうすることで酸素が薄くなってしまいます。これもまた、自律神経の乱れを招いてしまう原因となるのです。さらに、夏から続く食生活も消化器のバランスを崩してしまう原因になることも。例えば、夏は冷たい飲み物や、食べ物を多く摂取する機会が多くありますよね。夏の間は気温が高く、汗が多く出るので、水分を補給することはとても大切です。ですが、夏と同じ要領で、秋になっても冷たい水分や食べ物を摂取していると、胃液が薄くなり、胃腸機能の低下につながってしまいます。また、冷たいものを摂取し続けていると内臓を冷やしてしまい、これも胃腸機能の低下を招きます。夏と同じ食事をとり続けてしまうと、食欲不振や胃もたれを始めとする、消化器や胃腸機能の低下を引き起こす原因となるのです。また、秋は気温が下がって過ごしやすくなり、他の季節よりも食事がおいしく感じる時期でもありますよね。夏の暑さによる不調が残っているのにもかかわらず、食べすぎてしまうことで、消化器系のトラブルを招いてしまうことも。消化器系の不調が起きてしまうと、冷えの原因となったり、便秘やむくみ、さらには、むくみからひき引き起こるたるみへと変化してしまう原因となるのです。そして、腸内環境が悪化することで免疫機能へも影響しするなど、健康にも大きく影響してしまうため、消化器系の不調を緩和することがとても重要になるのです。消化器系のトラブル改善には、自律神経の乱れを整え、生活習慣を整えて行くことが大切です。そこでおすすめなのがペパーミント精油。ペパーミントは、自律神経のバランスを整えながら、消化器系の不調の緩和を助けてくれます。ペパーミント精油には、消化促進作用、胃の不調を癒し活発にしてくれる健胃作用、また、お腹に張りを感じる時にガスの排出を駆風作用などを兼ね備えています。この駆風作用を効果的に使用していただくには、お腹のハリを感じる際に、ペパーミント精油をホホバオイルなどの植物性オイルで希釈し、食前食後に腹部周りを優しくマッサージしてみましょう。腸は時計回りに回転しています。ですので、マッサージする際にはおへそ周りに「のの字」を書くようにし、優しくマッサージしてみましょう。胃腸の調子を崩しやすい方は日常的にケアすることでより効果をお楽しみいただけます。
気候も穏やかで過ごしやすい秋は、肌への負担も感じにくい時期と思われています。ですが実は秋は1番スキンケアが大事な時期である油断ができない時期。その理由は、秋になると、夏の紫外線のダメージが悪化し表面化してしまうため。夏の強い紫外線によって肌内部に発生したメラニンが蓄積されて、肌のターンオーバーが行われる際、肌の表面に押しあげられてしまいます。肌のターンオーバーは通常28日周期で行われます。年齢とともにこのターンオーバーの周期は遅くなっていきますが、紫外線量が急激に増える5月から夏の間に吸収されたメラニンは、秋が訪れるころに肌の表面へと押しあげられ、ダメージとして直接肌へ出てしまうのです。それだけではなく、秋は湿気が多いベタベタとした夏に比べ、空気が乾燥しやすい時期。実は、夏の間に吸収された紫外線によるダメージで、肌の奥では乾燥が進みインナードライな状態になっていることも。空気の乾燥でさらに乾燥に拍車がかかってしまいます。ダメージを受けた肌の表面は新陳代謝が遅れ古い角質が溜まりポツポツやザラザラとして肌表面に残ってしまいます。乾燥が進みカラカラのお肌では、肌が硬くなってしまっているため化粧水をつけても肌の奥まで浸透せず、より一層乾燥が進んでしまいます。秋の乾燥肌のおすすめスキンケアは、洗顔後、お化粧水をつける前の美容オイルです。美容オイルは100天然の美容オイルを使いましょう。洗顔後、美容オイルをお肌に薄く塗布することで、硬くなった肌柔らかくなり、水分が入りやすくなります。
また、秋から冬にかけて気温が下がると、寒さによって血行が悪くなり顔全体がくすんでしまったり、目元にクマができてしまうことも。そんな時は、体全体を温め、血流の循環を良くすることがおすすめです。また、乾燥が気になる秋の保湿ケアとして精油を取り入れることもおすすめです。例えば、ゼラニウム精油。ゼラニウム精油は皮脂バランスを調整する作用があります。ゼラニウム精油は脂性肌どちらにも効果を発揮するのが特徴。肌に潤いを与える効果があるため、スキンケアに向いてる精油の1つです。また、血行を促進してくれる効果も持ち合わせており、寒くなる秋のスキンケアにはぴったりな精油。また、それ以外に、ラベンダー精油もスキンケアに効果を高く発揮してくれる精油の1つ。ラベンダー精油は新陳代謝を促してくれるので、美肌、エイジングケアにも効果を発揮してくれます。また、精油を使ったスキンケアもおすすめ。
【秋におすすめの保湿美容オイルの作り方】
25mlのホホバオイルに、ゼラニウム精油やラベンダー精油を合計5滴混ぜます。このように手作りすることで、ご自宅にいながら簡単に秋の乾燥ケアができます。
夏の暑さによる不調を引きずったまま、秋を迎えてはいませんか? 夏のダメージをそのままにしておくと、体調不良の原因となります。 秋は過ごしやすい気温ですが、実は落とし穴がたくさん。ご自身の心身と向き合うことで、より健康に過ごすことができます。AiB Organicsでは、フランス農務省のオーガニック認証を取得した、安心と安全の100%自然由来の精油をご用意しております。精油は香りを通して、私たちの体内に入るもの。100%ナチュラルな精油をお選びください。