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ORGANIC COLUMN

心、肌、体に良いこと。オーガニックの話をしましょう。

Apr 19, 2021

自宅でできる!むくみ改善にピッタリなアロマオイル

ジュニパーの木とベリー

新学期が始まりましたが、まだまだ長引きそうなステイホーム。外に出る機会が減ることで、体のむくみが気になる方もいらっしゃるかと思います。そんなむくみのメカニズムと、むくみ改善にピッタリな精油について詳しくご紹介しています。

体がむくむメカニズム

暖かい春、友達や大切な人たちと遠出をしたくなる気分になる方も多いでしょう。ですが、引き続きウイルスが猛威を奮う中、オンラインワークになったり、外に出る機会が減ってしまっているのが現実。ステイホームが続くことで、今までに比べ体を動かす機会が減り、むくみを感じるという方も多いのではないでしょうか。私たち人間の体は、血液が 心臓から全身の細胞へと栄養素や酸素を行き渡らせるために、「動脈」という体の中の道を使って送り出しています。酸素や栄養素を行き渡らせると同時に、細胞から排出された老廃物や二酸化炭素を回収し、「静脈」というもう1つの道を使って、心臓に血液を戻すという働きをします。この一連の流れの中で、足から心臓へと戻る血液は、重力の力に逆らって心臓へと戻らなくてはなりません。その際、血液がスムーズに戻れるように「ポンプ」の働きをしてくれるのが、ふくらはぎの筋肉なのです。そして、足は最も浮腫やすい場所といわれています。なぜかというと、足は心臓から1番遠い位置にあり、血行の流れが悪くなりやすく、重力によって足に血液が溜まりやすくなるからです。そうして血行の流れが悪くなった時に起こるのが「むくみ」。むくみは、皮膚や皮膚の下に何らかの原因により水分が溜まった状態のこと。わかりやすくいうと、静脈やリンパ管がスムーズに流れず体の中に水分が溜まってしまっている状態のこと。血の巡りが悪くなることで、むくみだけではなく、女性の大敵であるたるみや、冷え性の原因にもなるのです。むくみを放置することで、基礎代謝が衰え体が痩せにくくなったり、冷え性からくる痺れにも繋がるなど、体に悪影響を及ぼしてしまいます。

女性の手と足とタオル

むくみケアにとっておきの精油とは?

春から夏にかけての暖かくなる季節は、特に湿気も多くなります。実は、湿度の高さもむくみを引き起こす原因になるのです。むくみには大きく分けて2つのタイプがあるといわれています。体の左右両側、全身に起きるむくみを「両側性」、体の片側だけといった限定した部分にだけ起きるむくみを「片側性」といいます。長時間のデスクワークなどで「足がパンパンに感じる」というときは両足がむくむ両側性である場合がほとんんど。そんな時におすすめなのが、アロマ精油。アロマセラピーで使われている精油の中には、むくみ改善に高い効果が期待できるものもいくつかあるのです!数ある精油の中でも、特におすすめなのがサイプレス精油。サイプレスはヒノキに似たウッディー調のフレッシュでスパイシーな香り。サイプレスの木は常緑の針葉樹で、24〜25メートルもの背丈にもなる樹木。地中海沿岸地方原産で、古代ヨーロッパでは神聖な樹として愛されてきました。サイプレスの主な効能は「気血」の循環をよくすること。気血とは主にむくみの根本となる、私たちの体を正常な状態に保つための生命エネルギー(代謝や運動などのエネルギー)や、血液によってもたらされる酸素や栄養素を全身の細胞に運ぶことを指します。気血の循環が良くなることで、体内に停滞した水分やリンパ液を流す役割をしてくれ、血行がよくなり、むくみの改善に非常に効果が期待できます。また、血行がよくなることにより、疲労の回復にも高く効果が発揮できます。特に女性は男性に比べ筋肉量が少ないため、むくみや、むくみにより引き起こされる、体のだるさを感じやすいといわれています。また、普段はそこまでむくまないけれど、月経前のむくみが気になる!という方も多いのではないでしょうか。サイプレス精油は、月経不順、月経前症候群、更年期障害などといった、女性ホルモンが崩れることで引き起こされる女性特有の不調を和らげるのに非常に効果的な精油のです。

サイプレスのオイル

老廃物すっきり!デトックス精油も取り入れて

むくみは、静脈やリンパ管がスムーズに流れないために起こるということをお伝えしました。本来外に排出されるべき水分が皮膚の下に老廃物として溜まってしまっている時には、溜めずにデトックスをすることが大切です。デトックスにおすすめな精油が、ジュニパー精油です。サイプレス同様、ジュニパーという名前を聞いてもあまりピンとこないと思いますが、ジュニパーはお酒の「ジン」の原料でよく知られています。ジュニパーの木はサイプレスと同じく、地中海沿岸が原産の樹高12メートルにもなる常緑の針葉樹。枝は細く、葉は針のように鋭く尖っていて、ほとんどは荒野や山中の主に斜面に生息します。ジ独特の香りを持つベリーの実を実らせます。その香りは、ウッディーで眠気を覚ますような、深く静かな森林を彷彿とさせるもの。その洗練された香りから、ヨーロッパでは古くから、魔除けとして用られていたということも。また、病気よけの力があるとして親まれてきました。ジュニパーは、体を温め刺激する作用があり、冷えと湿気を取り除く働きをしてくれるのです。さらに、水分バランスを整えてくれる働きがあり、お腹の膨らみやむくみ改善、セルライト予防などに非常に高く効果を発揮してくれるのも特徴です。そして、ジュニパーには血液の循環を促進してくれる上に、利尿、発汗作用も持ち合わせているため、体内に溜まっている老廃物や余計な水分を排出するのを助けます。さらには、筋肉の疲労物質も体の外へ排出してくれるため、筋疲労の回復にも役立ちます。ジュニパー精油はリンパの流れをスムーズする働きに非常に優れてるため、むくみにの改善に欠かせない全身のデトックスに非常に効果的でピッタリな精油なのです。

ジュニパーの実と枝

簡単にできる!精油を使ったセルフケア

ここまで、私たちの体がむくむメカニズムと、むくみの改善に非常に役立つ精油をご紹介いたしました。ここでは、むくみに効果的な活用方法について詳しくご紹介していきます。毎日の日常生活の中で取り入れやすい方法の1つがアロマバスです。毎晩、1日の疲れを癒し、体内に溜まった老廃物を排出するためにも、シャワーのみではなく湯船に浸かっていただくことがおすすめ。湯船に浸かることで体が温まり、血行やリンパの流れが良くなるのです。それだけでもむくみ改善に効果はありますが、そこに精油を加えていただくことで、ぐんと効果が上がります。精油を2〜3滴湯船に加えるだけで、精油の香りがふんわりとバスルーム全体に広がり、リラックスしながらバスタイムを楽しんでいただけます。ですが、精油は水には溶けにくい性質のため、湯船にそのまま精油を入れることで、しっかりと混ざりきらずに精油が浮いてしまうことも。お肌の弱い方は水面に浮いた精油が肌に直接つくことで肌がピリピリとしてしまったり、かぶれの原因になってしまう場合も。そんな時は、ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのキャリアオイル(植物から抽出された植物油)と精油を混ぜて湯船に垂らしていただくことをおすすめします。精油2〜3滴に、キャリアオイル小さじ1程度で薄めてから浴槽に入れてましょう。精油の香りや効能を楽しみながらキャリアオイルの保湿効果も加わることで、より一層バスタイムが特別な時間に。アロマバス以外にも、精油を使ったマッサージで日々のむくみケアもおすすめです。足のむくみに非常に効果的なのが、サイプレス、ジュニパー、レモンの精油を1滴ずつに、キャリアオイルを大さじ1(15ml)混ぜてのアロママッサージ。混ぜ合わせたオイルを使って、足首から上に向かってふくらはぎや太ももを優しくマッサージします。こうすることで、体内の循環を促進させ、デトックス効果に繋がります。

黄色い壁と足

精油を使うことで、ご自宅にいながらも簡単にむくみケアができます。精油やキャリアオイルをお選びいただく際は、厳しい基準をクリアした100%オーガニックのものがおすすめです。直接体内に働きかけるものだからこそ、安全に精油の効能を楽しんでいただける品質を選びましょう。精油を毎日の生活に取り入れ、より健康な日々をお過ごしください。 ※サイプレスやジュニパーの精油をトリートメントに使用する場合、血液やリンパの流れが促進されるため、妊娠中の方や、血圧に心配がある方はご使用をお控えください。