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ORGANIC COLUMN

心、肌、体に良いこと。オーガニックの話をしましょう。

Dec 7, 2021

女性にも男性にも!アンチエイジングにぴったりな精油とは?

Rosemary and bottles

先の見えないウイルス対策が生活の一部となりつつある今、以前にも増して健康管理に注目が浴び、「より健康に、若々しくいたい」と思う方も多くなったのではないでしょうか。近年よく目にする「アンシエイジング」という言葉。聞いたことはあっても実際にどのようにしたら良いのかは意外と知られていませんよね。そんなアンチエイジングのメカニズムと、アンチエイジングに効果的な精油について詳しくご紹介しております。

アンチエイジングとは?

まだまだウイルスが猛威を振るう中で、以前に比べ手洗いうがいなどが習慣化し、より健康管理に気をつけることが多くなりましたよね。「いつまでも健康をキープしたい」「できる限り若々しくいたい」と誰もが思うことですが、具体的にどのようにしたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。特に、加齢とともに気になるのが女性にとって大敵である「しわ」「しみ」「たるみ」….。これらのエイジングサインをケアするための「アンチエイジング」製品は年々増えていっています。ですが改めて「アンチエイジングとは」と考えてみると意外にも正確な意味を知らないという方も多いはず。そんなアンチエイジングと老化の進む原因について詳しく見ていきましょう。
アンチエイジング(Anti-aging)とは、アンチ「反対する」「抗する」、エイジングは「加齢」または「老化」を意味し、英語で「老化防止」を意味します。アンチエイジングという言葉を聞くと美容に関するものというイメージを持たれる方も多いと思いますが、実際には「アンチエイジング医学」として医療の現場においても使用されており、その定義としては、「最新の科学的知識を使って、綺麗に若々しく健康に年を重ねることが期待できる」ということが意味されていて、その言葉の根本には「骨折やガン、脳梗塞などを防いで健康に長生きするための医療行為を行う」ということが意味されています。
私たちの体は老化によって細胞の数が減っていき、そうすることで機能も低下していきます。その結果、女性にとって大敵であるシミやしわ、たるみなどが引き起こされます。そんなアンチエイジングの歴史は古くに遡り、古代エジプトのクレオパトラや18世紀のマリーアントワネットなど、歴史上の有名な人物も若さを保つことに執心していました。 そのため世界各地の神話やで伝説にも若返りの薬などが登場しています。
現代においてアンチエイジングという言葉が使用されるようになったのは1980年代のアメリカ。当時のアメリカでは、あらかじめ病気を防ぎ、より健康な体を作ることを推奨した予防医学が盛え、そこでアンチエイジングという言葉が登場しました。また、1992年にはアメリカで抗加齢医学会が設立、日本では2003年に日本抗加齢医学会が設立され、さらにアンチエイジングという言葉が広まったとされています。

Aging with blue background

老化のメカニズムとは?

要するにアンチエイジングとは、身体が健康でいることで心も元気になり、元気はつらつとしていられるということを意味しているのです。
では、そもそも老化とはどのようにして進んでいくのでしょうか。
それは言ズバリ「抗酸化」です。
老化の主な原因は「酸化」と「糖化」の2つあります。
酸化とは活性作用によって引き起こされる細胞が錆び付いてしまう現象のこと。外に出て紫外線を浴びたりストレスを感じたりすることで体の中の活性酸素が増えていき肌がダメージを受けてツヤやハリが失われます。
糖化は糖分の結合によってコラーゲンが変質してしまうことで、過剰に糖分を摂取して血糖値が上昇することで引き起こされる現象のことを指します。過剰な糖分が原因で肌の弾力が失われてしまい、シワやたるみとなるのです。
私たちの体は酸素を利用しエネルギーとして使用していますが、酸素を利用すると同時に活性酸素は常に体内に生じています。この活性酸素が体内の細胞を傷つけてしまい被害をもたらし、がんや老化、脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病へと繋がっていきます。
体内で増えた活性酸素を除去していくことが老化や生活習慣病などの予防になります。活性酸素によって酸化を抑えることを「抗酸化」、活性酸素を体から守ることを「抗酸化作用」と呼びます。
つまり抗酸化とは体内をサビつかせないようにすることですが、活性酸素は体内の「酵素」によって分解されます。この酵素とは、食べたものの消化や排出など生命活動に必要なそれぞれの反応を引き起こすのに欠かせないもの。ですが、活性酸素の量が多いと酵素による無毒化が追いつかずにダメージを受けてしまうのです。
活性酸素の働きを抑えるのは酵素の他に、「抗酸化物質」と言われるものもまた活性酸素から私たちの体を守り、身体の老化を抑える働きがあります。

Banana and the black spot

アンチエイジングに効果的な抗酸化物質とは?

老化は「酸化」と「糖化」の2つが原因となり、「抗酸化」がキーとなるということをお話いたしました。では、抗酸化はどのようにしたら良いのでしょうか。それは、抗酸化物質を取り入れることです。抗酸化物質と聞くと、酸化に強く酸化しない物質をイメージしますよね。ですが実はその逆です。抗酸化物質は酸化されやすい物質のこと。活性酸素により私たちの体内が酸化されてしまう前に優先的にその物質自体が酸化されることにより、私たちの体内の細胞が酸化することから守ってくれるということなのです。
では一体、抗酸化物質とはどのようなものを指すのでしょうか。
例えばビタミン群は最も抗酸化力のある物質の一つ。ビタミンといっても様々な種類がありますが、どのような特徴があるのか見ていきましょう。
ビタミンA
レチノールやカロテンをはじめとする、体内でビタミンAとして働く物質の総称。特に、緑黄色野菜に含まれているB-カロテンは抗酸化力に非常に優れています。このB-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変わることができます。
ビタミンC
美肌効果でおなじみのビタミン。ビタミンCは食品の摂取できますが、一度に大量に摂取してしまうと吸収が追いつかず、余った分が尿として排出されてしまいます。また、ビタミンCは私たちの体内では作ることがでないため、毎日こまめに摂取することが必要となります。抗酸化力が非常に強く、私たちの細胞をや体内の組織を活性酸素から守ってくれます。
ビタミンE
ビタミンC同様、ビタミンEも抗酸化作用に非常に優れています。ビタミンEは細胞を衰えさせ動脈硬化などの原因となる過酸化脂質の増加を抑える働きがあります。ビタミンEが過酸化脂質と脂質の間に入り込むことで、脂質の代わりに酸化され、脂質が酸化される連鎖を防ぐことができるのです。
その他にも、ポリフェノールやカロテノイド、オメガ-3などの成分が抗酸化物質となります。

text of vitamins

アンチエイジング=天然植物の優れた効能

アンチエイジングには「抗酸化」がカギとなるということをお話しいたしました。近年は市販でもアンチエイジングを謳った製品が出回り、スキンケアの一環として日常的にアンチエイジングができるようになってきています。 ですが、市販の製品には石油系合成界面活性剤などが含まれていることが多くあります。
石油系の成分を含んでいると、肌のバリアゾーンを破壊します。その破壊されたバリアゾーンを守ろうとメラニンが増え、シミの原因となります。それと同時に、皮膚の水分も失われてしまうため、結果的にしわの原因にもなってしまうのです。お肌は水分や脂分を失うと、老化が早まります。
天然の植物が持つ「香り成分」には、リラックス効果、殺菌、抗菌、鎮静、リフレッシュ効果など、多くの効能を持ち合わせていることはよく知られていますよね。実は、忘れてはならないのが天然植物の持つ「優れた抗菌力」です。そんなエイジングケアにぴったりな効能を持つ精油をいくつか見ていきましょう。
美容業界においても注目されている精油であるゼラニウム。実際に化粧水や香水などの香りに使用されることが多い精油です。ゼラニウム精油には抗菌作用、新陳代謝を高める血行促進作用、開いた毛穴などを引き締めてくれる収れん作用などがあります。また。女性ホルモンに働きかける作用もあるため、香りを嗅ぐだけで内側からエイジングケアに作用してくれる精油です。
ゼラニウム同様に収れん作用に非常に優れているのがロースマリー精油。年齢を感じ始めた肌を優しく引き締めてくれます。シワ予防、美白効果など嬉しいの美容作用がたくさんあります。ハンガリー王妃であったエリザベート1世が若返りのためにローズマリーを使用していたのは有名な話で、別名「若返りのハーブ」といわれています。
その他、ペパーミント精油には収れん、皮脂のバランスを整える作用があり、ラベンダー精油には抗酸化作用、新陳代謝を促してくれる作用があります。ラベンダー精油は作用が優しいため、お肌に直接使用することができる数少ない精油です。

Essential oils and the plants

自然の力で体の中から老化を防止する食べ物

外からケアするスキンケアの他、体の中からも老化を防ぐことが大切です。自然の力で錆びない体を作ることができる食べ物、それがマヌカハニーです。
優れた抗酸化力があることから「奇跡の健康蜂蜜」と言われているマヌカハニー。マヌカハニーだけに含まれる「メチルグリオキサール」という抗菌成分は通常のハチミツのなんと約100倍以上もの抗菌作用があるといわれています。また、マヌカハニーが持つ効能はそれだけではありません。高い抗菌作用の他にも、抗酸化物質であるビタミン類、新陳代謝を高めてくれるミネラル、コラーゲンの元となるアミノ酸を豊富に多く含んでいます。実際にマヌカハニーは「天然の飲む美容液」といわれているほど。マヌカハニーを取り入れるとういことは、直接アンチエイジングにつながるのです。

Manuka honey

アンチエイジング」とは単に若返ることではなく、心も体もより健康な状態になるということ。自然が作り出した精油やマヌカハニーが持つ抗酸化作用を用いることでより安全に、アンチエイジングを体感していただくことができます。AiB Organicsでは、フランス農務省が定めたオーガニック基準をクリアした証である「ABマーク」を取得した精油と、オーガニック大国であるニュージーランド政府が認めたオーガニック認証「Bio-Gro」を取得したオーガニックマヌカハニーをご用意しております。ぜひ、皆さまの毎日にオーガニックの力を取り入れてみてください。